本掲示板の復活を心待ちにしてました。 東京の青梅より…。 今月12日から盛岡山車資料展示がおでってとなりの啄木賢治青春館で開催されていますが、会場では昭和30年代後半の貴重なマイクロフィルムが公開されています。 揺れまくり牡丹、薄ピンクの桜、自己解釈な人形の着物、街路に張り巡らされた短い紅白幕…うーん、一戸祭りみたいだ。山車のフォルムもすごくでこぼこしてますね。 むかし沼宮内の大町さんがやってた白看板、今はめ組しか飾らないぶどうの蔓、立ち岩のないダイナミックな鵯越と引き子の仮装、葛巻の岩に沿ったアーチ状の牡丹、今は地方に残っている盛岡山車の姿があるのかもしれません。 いつも、他の掲示板等でも気になっていました。 いわゆる山車の車庫をカケスと言いうわけですが、『掛け巣』は鳥の巣みたいですね(笑) 《リンタくん》さん,実際は昔のカケスとは,稲を乾かす長木を使用し荒縄で小屋の骨組みを組んで、今のシート代わりに簾《す:篠竹・葦または割竹で荒く編んだむしろ》をそこに掛けていたわけで、正確には《掛け簾》でしょう。仕事がら、そのへんはうるさい性格なので勘弁して下さい。 ただ、一般知識は正確に統一したいものです。 早速昨日、一戸にお邪魔して来ました。あいにくビニールシートをかけた山車が多かったですが、どの作品もなかなか娯楽的で破天荒です。詳細は後日に譲ります。 5つの作品それぞれについて、製作者の皆さんの思い入れをうかがうことができました。大変ありがたく、皆様あってのHPなのだと改めて実感いたします。 ?どの山車もすばらしい出来で、大満足でした。山車作りのレベルがアップしているのでは? ?以前見たときは何か他の盛岡系の山車とは別物という気もしていたが、今回は改めて一戸の山車は紛れもなく盛岡山車そのものだーと思っちゃいました。 ?野田組。土曜の岩手日報朝刊に載った写真で、すでに驚いた。何って、その色づかい。実物はもちろんカラフルでよかったが、想像以上にまとまりがよかった。見返しも野田組らしくてよかった。 ?上町組。大八車にしてぐっと盛岡系の山車らしくなった。風流、躍動感ある出来栄え。見返しもスマートな仕上がり。よく考えると豊臣秀頼なんて山車に出たことあるのかな? ?西法寺組。バランスよい風流の出来。色彩もよかった。見返しは沼宮内あたりでよくあるパターンだが、一戸では案外珍しいのでは? ?本組。牡丹の飾り方は今や独特。が、啄木賢治青春館の三百年記念展(?)の昔の写真では似た飾り方のものが多い。これも本来正当なものか。風流に対する見返しの選択が渋い。早川は鮎と着物の素材が効いていたと思う。 ?橋中組。風流は全体が白っぽ過ぎた気もするが、やっぱりおもしろい山車だ。貴重な演題として残していってほしい。見返しうまい。特に橋中組って鎧のうまさが(どの祭に比しても)際だっている。 下組さんは八岐大蛇でしたか。先ほどカケスから出して製作しているところを見てきましたが赤と黒で着色された大蛇が迫力出してました。表裏一体の趣向を使う下組だけに見返しは奇稲田姫でしょうか? いま 山屋さんとスライド 石鳥谷レポート楽しみにしてまつwww 1、じつはパレードを見るのは5年ぶりぐらいでした。しかも過去にはその1回きり。あとは1日目か2日目の夜の見物でした。で、結論。石鳥谷まつりは最終日にこそ見るべきだー。その理由。山車5台が一気に見られる。山車に出ている人も見る人も他の日より格段に多くて何より賑わしい。パレードでは各山車の熱気が違う(ような気がする)。そしてパレード後の自由運行も熱気があり、見ていてじつに楽しい。 2、上若連。うまいー。ため息が出る。すごいー。去年の釣鐘景清も良かったけれども、今年の雨の五郎も渋い。いぶし銀。見返しの女暫も渋い。見返しランキングの上位だなー、個人的には。表裏とも出来栄えは文句のつけようがない感じ。あえて言えば珍しい演題やってほしいな…。 3、中組。毛抜なんて何回も出しているのはここだけでしょう。だからこそ大事にしてほしい演題です。今年のは台に据えて、格好も工夫していて、さらによかったですね。うまいし、工夫と情熱が見えます。すごく気に入りました。 4、上和町。すごい迫力の暫でしたね。昨年の沼宮内・愛宕組(これも傑作だったと思う)のものとはまた少し魅力が違いますが、元禄見得のかたちや躍動感はすごかったです。もう少し石鳥谷商店街や駅周辺での運行が見られたらいいなぁ。 5、西組。個人的には昨年の四ッ車の方が好き。でも他の四台と何ら遜色のないできだと思います。また、人々の熱気も十分。できれば、パレード以外にも下りてきてほしいですがねぇ。 6、下組。八岐大蛇は盛岡のコンベンション協会でも出すようですが、向こうの出来栄えがどんなによくても、決して負けることはないすばらしい山車だったと思う。赤い大蛇の色合い、すごくよかった。見返しにもその大蛇が登場していて、これもナイス。去年といい今年といい、この組の山車作りにかける情熱がひしひしと感じられる。来年は何かな〜。 1 いつも思っているのですが、日詰商店街のやや狭い通りにあれだけ両側に露天が出て、しかも人が多くて…という中で見る山車こそ迫力満点。あの賑わいと併せて、まつりはこれでなくちゃという気にさせられる。楽しいですよね!同時に昔はどこの祭もこうだったんだろうなと思わせられる。そして、盛岡系南部風流山車のサイズはこういう通りで見るときにぴったりだと思うわけです。 2 今の相乗り(盛岡城西・一戸橋中・自作)も捨てがたいのですが、できればすべての組が自作だともっといいなぁなんて、私はつい思っちゃいますねぇ。 3 一番組。全体に今年もよかった。(個人的には昨年も気に入っていた。)石川五右衛門、躍動感があったし、何より新演題への挑戦はじつに美しい。シャチホコとかその鱗とかを抱えたりしたらもっと良かったかも。見返しのお七はすごくかっこよかった。私的には今年度の見返しランキングでかなりいい線行くと思う。ところで、パレードの時先頭を半纏着た犬が毎年歩いてるって知ってます? 4 上組。確かに織田信長は珍しい。しかも若いときの信長というのもおもしろい。背景の「天下布武」と腰の瓢箪が小物として良かった。今回は一体だったが、脇に濃姫がいるとか、鎧武者が控えているとか、(信長の)鎧が用意されているとか、あってもいいと思う。個人的には袴をはいたら?とも思いました。 5、橋本組、下組。どちらもまた見られて幸せ。少し組み方が変わっていて、オリジナルの良さも、今回の良さも味わえて楽しい。岩見重太郎は狒々が前作よりずっといいと思う。下組の熱気はどこか独特で、ついつい注目してしまう。 以上、日詰まつりの感想でした。楽しかった。 日詰祭り、たくさんの人手でにぎわっています。昨日のパレードは、北上みちのく芸能まつりくらいの動きづらさでした。いらしていただいたみなさん、ありがとうございます。 写真の上がりがまだなので、しばらくは皆様の投稿に頼る格好になります。ふだいまつりを貼っていただいた方、ありがとうございます。当ページに使わせていただきたいと存じますが、いかがでしょうか?石鳥谷の演題表を上げてくださった方、ありがとうございます。大急ぎになりましたが、石鳥谷のページを上げました。おかげさまでした。 今日はおおむね夜の7時にはすべての山車が商店街に入ります。小屋入りは交通規制解除の10時ぎりぎり前になります。昼間はおのおの門付けに回っていますので、商店街を散策しつつお待ちください。 二戸まつり、久々にひとつの山車にびったり付いて見物しました。物語がパノラマのように広がる、大変よくできた演し物でした。演題はもちろん、岩見重太郎狒々退治です。羅生門もなかなか門の衣装が面白く、金太郎も勇ましく出来上がってました。 盛岡秋祭り、中日のパレードは開始直前にゲリラ豪雨が降って散々でした。各山車組の皆さんの心痛、いかばかりかとお察しいたします。 日中は天候がよく、それぞれの山車をじっくり見られました。雨の五郎の山車に飾ってあった不思議な植物、あれ何でしょう?枝豆、いや違うだろうなあ…。どなたか教えてください。できれば謂れ付で。 →わかった。 今日山車の解体手伝いに行って間近で見たけど、例の枝豆・・・。藤の花の実ですね。 確かに見た目は枝豆(笑 で、藤の枝と藤の実は本物です。 ・南部火消伝統保存会 保存会として山車を出すことは初めてということですが会を構成する各山車組の技術力が結集されているような見事な山車でした。風流の南部火消はすらっとした男前の火消ながら纏をかざす姿には力強さが感じられました。見返しの梯子乗りもよくできていたと思います。パレードの先頭では実際に纏い振りをして見せてくれるなど山車運行300周年にふさわしい消防の山車でした。 い組は、さすが山車の曳き方が良いというか、祭の楽しさが伝わる曳き方をしていると思いました。昨年の、は組も凄いと思いましたが、は組とは違ってもっと庶民的というか自然体で祭を楽しんでいる雰囲気が山車を包んでいるような気がして、凄いなあと思いました。あとは、山車自体がもっと…という感じです。い組の山車は1サイクル(雨の五郎から夜討曾我まで)ごとに1回りづつ小さくなっている気がしてなりません。い組が小さくなると他の組も追従するように小さくなるので何とかしてほしいですね。 笛は私も何度か参加していたので、気になって聞いているのですが、15日昼の後、カケスから大通りまでずっとい組に付いて歩いていたので、早太鼓を結構長く聞くことが出来ましたが、変わりましたよね ?いつからですか?何で? と思ったので、良ければ教えて下さい。 笛といえば、さ組は、止まり太鼓の後、音頭をすぐ始めるくせに、やたらと笛を伸ばして吹くんですよね。完璧に音頭を邪魔してる感じがして、私は厭だったのですが、気になった方いませんか? 南部火消伝統保存会について。 小太鼓は、2班、10名だけ用意していたようです。 それ以外の大太鼓や笛などはそれぞれの協力組へ担当を分担していたようです。綱の並び方まで決まっていたようですから。 表の人形は、纏の大きさに揃えたので、ある意味仕方が無いのかなあと思っています。何より今回急遽、参加することになった心意気に感謝です。 来年以降も出て欲しいのになあ。 そうそう、あの保存会の山車にも番付(絵紙)があったのですが、他の組の3分の1程度しか用意していなかったので、結構貴重なようです。ほとんど花貰いしていなかったですしね。 ・い組の山車を作ってる大工さんが80近いんですが、人形は基本的に1人で作ってるんですよねぇ。だから年々微妙になってっちゃうのかも。けど一生懸命作ってるんですよ。 ・笛ですが、い組のは1番と2番があって早太鼓で2番入れちゃうと確実に合わなくなるんですよ。ただでさえ、つなぐタイミングシビアなんで。だから確実に長くつなげられる1番だけを吹いてるんですよ。時期的にはごく最近です。 ・保存会の番付ってなにやら観光客向けにある程度作ってるらしいですよ。完全に市で作ったから「ほいど」で寄付もらえませんからね。 私は三番組の対面も華やかでよかったと思うし、保存会の火消しも顔がすごく色気があってよかったと思いましたよ。 コンベンション協会の八岐大蛇は5月頃(?)から少しずつ大蛇を作っていたのを時々見ていたので、あああれがこうなったんだ…と感慨深かったです。 さて、い組について。 確かに演題は5つの繰り返しになっているんだけども、この5つがまた渋いと思いますよ。 同じ歌舞伎でも「夜討曽我」なんてちょっと上演自体が珍しい演目で、これを残したというのが渋い。 「碁盤忠信」はなんと言っても盛岡山車ならでは。 「雨の五郎」はそれはそれで八幡町らしい。 「暫」は演題として盛岡山車らしいだけでなく、太刀もちである点がい組ならでは。 「鏡獅子」は…よくわからないけど…好きです。(笑)というか変化になっていると思う。 ということで、この5つの演題はそれはそれでいいのでは?むしろ渋いな、なんて最近思うようになりました。 ま、過去に出したものが見られないのは惜しいですけれども、盛岡八幡宮のお祭りに山車自体が少なくなってしまった時があって(一戸から「一台出そうか」なんて声がかかったりしたはず)、それでもい組は毎年奉納し続けているわけですからねえ。 その分、の組あたりが、い組と重複した演題を出すよりも、い組がやらなくなったもの(「狐忠信」のように)を手がけてくれたらうれしいですねぇ。 何かそう言ってもらえると嬉しいですね(笑) 確かに消防団で毎年出してるは「い組」だけだし、正直言って今の「い組」の状態で毎年出せてるのは奇跡に近い状態です。 翌年に持ち越せて使える物は使う。だから、桜の色が落ちて白牡丹に色が落ちないようにビニールかけてたりするし。新しい演題を作ってもらいたいって部分もあるけど、新規の頭・手・足・衣装を買うなんて厳しいだろうな。それだったら同じ演題でも毎年頑張って山車を出してもらいたいと思う。 ・さ組 盛岡山車の歌舞伎演題としては人気の高い矢の根五郎。さ組さんの今年の矢の根は大きな矢を持ち、今にも飛び出しそうな五郎の勇姿。舞台を一段挙げたことで矢羽が松を突き抜けて矢じりは前方に飛び出し、勇ましさが強調されていました。見返しの外郎賣りも表同様の舞台の上で艶やかな感じがしました。 ・城西組 盛岡山車としては珍しい中国史を扱った山車ということで期待していましたが実物を見てびっくり!愛馬である赤兎馬にまたがり戦場を駆ける姿からは勇壮さが感じられました。関羽の着用している鎧や青龍偏月刀も細かく作られていましたし、何より「汗血馬」と呼ばれた赤兎馬も毛並みや雰囲気がうまく再現されていて丁寧な仕上がりだと思います。見返しの諸葛亮も歴史上の知将と呼ぶに相応しい仕上がりでパレードでも多くの人の注目を集めてました。 ・い組 雨の五郎は今年石鳥谷でも登場しましたが、い組の五郎は白い着物を纏った姿。傘の位置等でやや小振りな印象を受けましたが白い衣装が夜間照明で映えていました。管理人様が見られた不思議な植物?ですが私は発見できませんでしたが何か気になりますよね(笑) ・の組 こちらも盛岡山車歌舞伎演題定番の暫。暫は盛岡山車伝承圏内でここ数年元禄見得の姿を見る機会が多かったに大太刀を持った姿を見て新鮮さを感じてしまいました。 ・二番組 石鳥谷の山車は大正期に盛岡の油町より資材一式を借りて運行し始めたのが本格的な始まりであるということを小さい頃から聞いてきた私はいつのまにか二番組さんに親近感を覚えるようになりました。ただきちんと二番組の山車を見たことがなかったので今回は期待してました。火消装束姿で白馬にまたがる重直公はきりっとした印象で火事場で火消しの指示に回る姿がうまく再現されていました。見返しの八島官女も珍しい演題で、さすが地元の山車の基礎を作ってくれた山車組だなと思いました。 ・三番組 曾我物でもめでたい演題とされている「対面」。2対ものということでそれぞれの配置で難しい部分もあったかと思いますが血っ気盛んな五郎を止める十郎の姿がうまく再現されていました。兄弟の着る色鮮やかな裃が夜間でも映えていました。見返しは吉原一の花魁といわれた揚巻が艶やかな姿で登場。黒を基調に金糸を使った鮮やかな打掛の他、背景も朱塗りの格子や行燈などで遊郭を再現したところもいいですね。 ・盛岡観光コンベンション協会 八岐大蛇も今年石鳥谷で登場しましたが、こちらは又趣向の違うものとなっていました。大蛇は緑色で口には牙が並び頭には鹿の角と完全に龍といった感じですね。大蛇は3体でスサノオの背後より襲い掛かる一体が雰囲気だしていました。大蛇を迎え撃つスサノオも眉を吊り上げ大蛇を睨んでいる構図で危機感が伝わってきます。 見返しの朝顔売りは背景にすだれをつけるなど納涼感が伝わってくる演題でした。 純粋な消防組として毎年奉納というのは、確かに大変ですね。一方で、地方に比べて何倍ものお金がかかっている盛岡の山車。どうせ作るならいいものを、と思ってしまいます。地方の山車組も同じように手足不足・衣装不足にある中で、けっこう変わり映えのする山車を出せている。盛岡の場合は、しがらみとかがあるのかなあ…。私の山車を見る目線ってすごく子供なので、事情を考えずに楽しいものを求めてしまいます。 山車が第一線の娯楽でいてくれるように、今後も願っていきたいですね。 19日、紫波町彦部の野村胡堂あらえびす記念館のキッズフェスティバルかたがた、大巻堤島神社の山車を見物してきました。あとでイラストでも載せようと思いますが、定番演題になかなか面白いものをプラスしてましたね。 昨日は花巻市の土沢まつりへ。これは今日までのお祭りなので、時間のある方はぜひ。お囃子は花巻的ですが、山車は盛岡的です。タイで活躍した戦国武将「山田長政」の、象に載って戦う姿などが出ました。駅上組もびっくりするほど腕を上げました。新聞報道されている鏑町の山車は、城西組が平成15年に南大通りに貸している景清です。秀作と呼ばれて久しいものですので、興味のある方はぜひ。 土沢の鏑町の景清はやっぱり城西組の貸し出しなんですか? >管理人さん 実は去年も私が吹いてるんですが早太鼓の吹き方違ったりしてるんですよねね(笑 下降修正されることは無いと思いますけどね(笑 い組の中でもそうなんですが、あまり期待されてたりしないんで、嬉しいお言葉です。 来年も頑張りますのでよろしくお願いします。 葛巻行って来ました。 今年は盛岡三番組の貸し出しでした。 盛岡で見た時もだけどどうも顔が気になるんですよねぇ。 サイトトップページにて、軽米八幡宮例大祭の記述に関して… 奉納との表記が有りますが、軽米では奉納と言う考え方は無く、 神輿渡御・還御の際に、神様にお供するという考え方ですので奉供です。 軽米は今年、借り上げ分布が塗り変わって二戸枠が消滅、上新町では一戸の野田組から借りなくなってちと残念、蓮台野は西法寺組から和藤内と、去年の大黒様を借り上げました。また大町で、昨年小鳥谷に登場した畠山がかなりモデルチェンジして登場。 「奉供」ほうきょう。 一般には単に「お供」と言いますが正式には奉供らしいです。 軽米では昭和40年代前半迄は全て自作山車、その後平成の初め頃迄は全て八戸からの借上でした。 平成になってから、八戸山車の大型化や道路事情等で、各地から借上られる様に…。 バイパス開通に伴い、再び八戸からの借上に戻る町内も有りましたが、各地の祭り日程変更等で、祭が重なる様になり、八戸から借りたくても借りれない…と言う状況から、各地の山車が混在する祭になりました。 軽米の人々は、やはり八戸山車には馴染みも有り、魅力的に感じてると思います。 今まであまりよくわからなかった軽米の山車のことがだいぶわかってきました。ありがとうございます。自作の時代は、やはり人形は小さめの八戸スタイルだったんでしょうかね(当時はそもそも八戸が今のような山車ではなかった)。バスが4時半ごろに出てしまうので、暗くなってからの山車とかお祭りの雰囲気がよくわかりません。電飾したきれいな山車が、ゆっくりそれぞれの本拠に帰っていくのでしょうね。 軽米見物の後は葛巻へ。2日目の後半部分を初めて見ました。山車があんまり離れすぎずに動いていて、かつ自由運行だから音頭も踊りもじっくり見物できました。なかなかお勧めなタイミングでした。 あゆのすけはやっぱりかっこいい、特に夜見るとすごくいい。冷静に見ると直したい部分が無いわけではないのに、やっぱり全体を見るとすごくいいんだなあ。不思議な山車です。 清正は一戸でも華やかでしたが、茶屋場飾りでさらに色味が増しました。対面曽我は意外な登場でした、県北唯一の盛岡借り上げ、歌舞伎山車というのが売りどころなのかも。お目当てはヒヒ退治、日詰とは真逆に横向きに付け、重太郎がヒヒを睨んでる格好になりました。浄法寺ではどう組んだんだろう、やっぱり見に行けばよかった…。 鹿之助以外の見返しが、極端に小さく見えて印象的でした。やっぱり葛巻の山車は丈が高いのか??? 今日お昼過ぎに、近くを通ったついでに少しだけ見てきました。 今日は天気がよくて山車も華々しく見えた! そして、改めて何かと盛岡のさ組の影響がわかる山車でした。 ああいう台車なのに、なかなか上手にやっているなぁという感じです。立派な山車です。 演題は風流は「暫」で、見返しは…あ、あれ?なんだっけ?女人形でしたけれども。 ともあれ想像していた以上に楽しそうだし、滝沢や巣子のみなさんにはなかなかいいお祭りなのではないでしょうか。 去年の矢の根のクオリティー維持でした。絵紙も立派です。ベニヤ板か何かで作った大きな車を貼り付けて、大八車をさらに意識した台車になってましたね。多分夜もやると思いますが、見にいらした方いらっしゃいます? 昨年見逃した小鳥谷のお祭りも、ついに見ることができました。メモノートがいっぱいになり、書くことたくさんですのでゆっくり更新します。街の雰囲気が心なしか川口とよく似てました。 どちらのお祭りも、観客を集める云々より、地元の方々に愛されているのがよく伝わってきました。みんな玄関先に出て、山車が遠くに行ってしまうまで見送ってらっしゃいました。いいお祭りですね。 このたび鳴水の山のぼせさんの紹介でリンク貼らせて戴きました。 山車好きの気持ちが伝わるすばらしいHPですね。 今後とも宜しくお願い致します。 結局一戸と同じ山車が出るということで小鳥谷には行かないでしまいましたぞい。でも、行けばよかったかなってちょっと後悔してるんだぞい。ま、もっとも仕事がちと忙しくて疲れてたからねえ。8月末から10月初めまで約1ヶ月、毎週ってわけにもいかねえべ。まいっか、来年来年。(たくさん見て歩いている管理人さんはホントにすごいぞい。) さて、沼宮内。どんな山車が出るかホントに楽しみだ!はじめが一戸、最後が沼宮内ってのもなんかいいんだなあ。皆さん、そう思いますよね。愛宕組は一体何出すんだべ。他の組も見返しは何だべか。一昨年のライオンズクラブ山車みたいのはあるのかな。あ、そうそう。沼宮内の前夜祭ってどこでやるの?一戸みたいな感じでやるのか? こんばんは。 沼宮内の前夜祭は、一戸とは違い、各組それぞれ地元を運行します。 全体で何かをやるというよりは、地元のかたに一足お先にお披露目というかんじですね。 初日の天気がなにやらあやしいですが、みなさん沼宮内へぜひお越しくださいませ!! 岩手の山車のお祭りも、いよいよ千秋楽です。 待ち遠しいような、さびしいような、不思議な気分でこの時期を迎えます。毎年。 葛巻に見に行ったときも、沼宮内あたりから道が乾いていて、結局降りませんでした。明日もあさっても、たぶんそうなると思います。 天気予報とかどうでもよくなって妙に寂しくなる例年通りの10月第2週です。沼宮内の山車、どこも立派でした。盛岡山車のすばらしさ、子供のころのわくわくしながら山車を見たあの雰囲気が、久々に戻ってきたような気がします。製作者の皆様、支援者の皆様に厚く厚く感謝を申し上げます。 新町組。「連獅子」に橋がついていること(そういえば数年前の愛宕組のにもついてたかな)やバックが岩肌だったことは今やちょっと逆に新鮮でした。やっぱり「古型」ですかね。こだわりですねぇ。色鮮やかでしたし、迫力ありました。新町組はやはり二体ものの歌舞伎いいですね。 大町組。すごく躍動感がある人形で、かっこいい出来でした。右から撮っても正面から撮っても左から撮ってもいい写真が出来ました。大町組、うまいと思う。見返しは…ぼくは女人形の方がいいと思う。 の組。この演題は、私の中ではもうの組とともに思い出されるものになりそうです。川をせき止めている豪傑な感じがよく出ていました。前作以上と思います。一戸・本組のものとは別のかっこよさがありました。見返しもすっきりしていて良かったと思います。 愛宕組。鬼と渡辺綱のバランスがどうだったかなという感じ。鬼も綱も馬も、全体にもっと高い位置に来れば違った印象になったような気がしますが。見返しはかなり良かったと思いますが、帯がもっとシンプルだったら着物が生きたのでは? ろ組。これもすごく躍動感があって、かっこよかったです。信玄の袈裟(?)がちょっと最初はよくわからず、謙信との対比でバランス悪く感じてしまいました。ろ組(め組系)の「川中島」久しぶりに見られて満足でした。また頼みます。見返し、けっこう気に入りました。 最後に沼宮内の見返しについて。新町組、ろ組のような人形のない見返しは沼宮内でよく出ますが、これはこれで沼宮内の山車らしさに一役買っている感じです。ただ各組、ちゃんとしたものも作れるってことをちょろっと出してくれるとうれしいです。 出来栄え(うまさ)ランキング 1位 石鳥谷上若連「雨の五郎」 2位 沼宮内の組「早川鮎の介」 3位 盛岡さ組「矢の根」    沼宮内大町組「源頼政鵺退治」 話題性(インパクト)ランキング 1位 一戸橋中組「岩見重太郎狒々退治」 2位 盛岡城西組「関羽」 3位 日詰一番組「五右衛門参上」 次点 一戸野田組「自雷也」    石鳥谷上和町組「暫」 華やかさランキング 1位 沼宮内ろ組「川中島」 2位 盛岡三番組「対面」 3位 沼宮内新町組「連獅子」 風流・見返し一体性ランキング 1位 石鳥谷下組 2位 一戸本組 3位 一戸上町組 見返しランキング 1位 石鳥谷上若連「女暫」 2位 盛岡コンベンション協会「朝顔売り」 3位 日詰一番組「お七」 次点 一戸橋中組「巴御前」    盛岡三番組「揚巻」 何が出るかわくわくさせられる組 1位 一戸野田組 2位 盛岡城西組 3位 日詰上組 うちの嫁・素人の率直ランキング(笑) 1位 一戸野田組「自雷也」 2位 一戸橋中組「岩見重太郎」 3位 盛岡コンベンション協会「八岐大蛇」 武 者:加藤清正(一戸)、白藤彦七郎(日詰借上)、川中島(沼宮内) 歌舞伎:毛抜(石鳥谷)、雨の五郎(石鳥谷)、暫(石鳥谷)、矢の根(盛岡)、連獅子(沼宮内) 際 物:児雷也(一戸)、岩見重太郎(日詰借上)、岩見重太郎(二戸) 裸人形:早川鮎之助(一戸) 見返し:山中鹿之助(一戸)、八百屋お七(日詰)、朝顔売り(盛岡)、揚巻(盛岡) 音 頭:窶した海女の我身の上は八島官女の黒髪や 最気入:源頼政鵺退治(沼宮内)  本年も皆様のご支援をいただきながら、無事HPすてきなおまつりを運営できました。心より御礼を申し上げます。  経済危機が声高に語られ始めたのは、たしか昨年のお祭りシーズン直後であったように思いますが、各地域の山車からは、そのような暗さを吹き飛ばすエネルギーを感じました。  やはり盛岡山車は、かけがえのないふるさとの財産です。  来年も本年以上にすばらしい山車が各地で工夫され、みんなで楽しめるお祭りになることを期待しております。